夏に向けて動物たちが一斉に目覚めています
夏に活動が活発になる動物たちが一斉に目に付くようになりました。少しばかりの草木のある我が家の庭にも色々な動物が集まっています。山茶花の生垣には孵化して間もないような小さなクモが沢山いて、それぞれ自分の小さなお城を持っています。
例年のことですが、秋までには数匹を残し、あとは皆いなくなります。引越しというよりほかの動物のご馳走になっているのかしらん。スズメバチもやって来るようになりました。大きさが4〜5 cmもある大型の個体で、オオスズメバチです。
日本ではこのハチに刺されて死ぬ人が毎年20人はいるとのこと。近くに巣があるとちょっと怖いですね。以前は良く見たものの最近は見たことがなかったキアゲハが久しぶりに姿を現しました。栽培しているアシタバに卵を産んで行くのかな。
庭にはカナヘビも何匹かいるのですが、最近姿を見ません。メスがそろそろ卵を産み始める時期です。近くの水田では、アマガエルがゲッゲッゲッと、ついでアオガエルがコロコロコロと盛んに鳴くようになりました。残念なことに、昔は沢山いたダルマガエルの声はもうしません。
がけ下の川ではもうゲンジボタルが出たようです。川が汚れて一時は姿を見ることもありませんでした。最近は、市の下水道対策が進んだためか、また見られるようになりました。なんといってもホタルの光は無くてはならない日本の初夏の風物誌です。もう暫くすればニイニイゼミが鳴き出します。そうなればいよいよ夏到来です。